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【2024/05/04 21:03 】 |
第1~5話  いよいよ UFO 目撃談 連載 はじめます。
はじめに。
ブログを始めて 一月 経ちました。
一応、当初目標の2000名を達成し、定期的にご訪問いただく方も増えてきましたので、私の体験談を連載させて頂きます。
これから書く事は、事実でありノン-フィクションです。
 
 私は50年間、至極普通の人生を歩んできました。
至極普通と言いましても、誰でも自分の人生を振り返り一冊は本が書けると言います。
 
私も勿論、色々な事がありました。
都銀を中途退社し、オーストラリア永住も経験しています。
現地で商社にしばらく勤務した後、30代半ばで脱サラし会社も設立しました。
 
読んでいただいて面白いかどうかは別として、バリエイションに富む人生ですから、2-3冊でも書けるかもしれません。
 
ただ、基本的考え方は首尾一貫した唯物論です。 
いわゆる、「人、物、金」をこよなく愛し、目に見え、手にとれる物だけが現実という考え方です。
 
我々の世代は、日本が科学技術で世界に大きく躍進した時代で、科学で証明されない物を信じるのは頭がおかしいといった風潮がありました。
 
 私も別段、物理や科学を学んだわけではありませんが、事あるごとにロボット口調で、
「それは非科学的です」、とか
「そんな事は物理原理に合いません」
という言い方をしていました。
 
現在の1日は明治時代の100年に相当するスピードで進化しています。
毎日のように各分野で新発見があります。医学を例に取ると、ホルモン、抗体反応、DNA構造など毎日の様に解明されています。
また、物理や科学の分野でも、相対性理論、量子論など極めて精巧な理論が存在し文明を支えています。(最近チョッと怪しくなってきましたが。)
 
世の秩序に神仏が存在する余地など無いように思います。
体を開くと、オズの案山子の様に紙くずやごみが出てきたり、ボールを上に投げると何回かに一回、気まぐれに宇宙まで行ってしまう様な事が起きれば、「待てよ、これ本当に現実なの?」と、誰もが疑います。
でも、そういった事は絶対に起きません。


 
 


よく、宗教で唯物論者が落ちる地獄があると言われます。
さすがの私でも地獄に落ちたくないので、多少の畏れはありました。
ところが、なぜ唯物論が地獄に落ちるほど悪いのかが わかりません。
見えない物を信じろと言うほうが無茶で、霊界、神仏など形而上のものが、此処まで周到に隠されている意味がわかりません。
 
 バチカンのクリスマスミサで、玉座にイエス-キリストが座っていたら、誰でも敬い平伏すようになります。
 神社で手を叩くと、神主ではなく、神直々に、「なんや?!」と出て来れば、誰もが詣でるようになります。
でも、そう言った事は起きません。
 
 
私は、UFO, UMA(ネッシー、イエテイーなど未確認生物),心霊現象などパラノーマルな物も信じませんでした。
テレビは全てやらせで、そういう物を見た人は常識が欠如し、分析力が無い人だと決め付けていました。
勿論、不思議な事には夢がありますから、存在して欲しいとは思いましたが、夢と現実を混同するわけにはいきません。 
論理的に無理があります。

 
そんな私が、ある暑い夏の日、真昼間に、とんでもない物を見てしまいました。
百聞一見に如かずとは良く言ったもので、たった一回の目撃で考え方を根底から引繰り返えされてしまいました。
 以前の私は、スピリチュアルな話をする人達には何度かお会いしましたが、ちょうど、橋の無い川の両岸から罵り合う様なものでした。
 
有り得ないものを見た瞬間、人は別の世界の入り口に立たされるのだと思います。
それから、人生のトリックと言うべきでしょうか、一つの事柄が自分の中で分析され消化されてくると、次から次へと別の事件が起こります。
 
最初は、別に目撃難易度の高いUFOやUMAでなくても、臨死体験、退行催眠、霊能者カウンセリング等何でも構いません。(考え方によっては、臨死体験は一旦死の淵を彷徨い、ギリギリの所で無事生還しないといけませんから一番難しいかもしれません)
 
要するに、今までの価値観を粉々に打ち砕くものであれば良いわけです。
そうすると、対岸に行く手段の無かった川に突然橋がかかり、それまで懐疑的に見ていた目撃者との距離が急に縮まります。
 
一旦橋がかかってしまえば、他の人の経験を素直に受け止め、分析する事が可能になり、本人はそれ以上怖い思いをする必要はありません。
 
今回、執筆を思い立った理由ですが、少し複雑な表現になります。
 
 
正直、私の身に起きた事件を知って頂きたい気持ちは余りありません。
寧ろ、知って頂いた後、皆さんの身辺で何らかの奇跡が起きる事を期待しています。
 
現代文明は現象を科学し方程式に嵌めこむ事で成り立っています。
すなわち経験が先で知識が後という事になります。
 
ところが、世の中の不思議を探求する内に
知識が先で、現象が後からついてくるという妙なパラドックスがある事を知りました。
 
 頭に描いた現象が物質となって現れるという一見荒唐無稽な考え方です。
 別に、「こんな生活がしたい」、「こんなものがあれば便利」と言うように想念が先にたち、現実が後を追いかけると言った次元で申し上げているのではありません。
世間で起きている事を詳しく調べると超自然的な出来事も数多く存在します。
 
 例えば、敬虔なキリスト教徒の中には、自然科学の本さえ読まない人がいます。
信仰を妨げる物は全て有害図書と言う事でバイブルしか読まないわけです。
 実際、中世ヨーロッパでは、神学だけを唯一の学問とし自然科学の全く進歩しない時代が何世紀もありました。
 
 バイブルしか読まない状況に身を置けば、何が起きると思われますか?
大理石の聖母マリア像が涙を流したり、メジュゴリエに代表される、2000年以上前に没した聖母マリアが出現するという超常現象が起きるわけです。
アララト山で、過去何度もノアの箱舟の調査が行われ、実際に同年代の木片や船の棚構造まで発見されています。
これらは、解説するまでもなくあり得ない事が起きているわけです。
 
私は、今回、自らの経験を分析し、我々が住んでいる世界とは一体何かという事を考えてみました。
するとガチガチの唯物論者であった時に見えなかった 予期せぬ事柄も、随分 見えるようになりました。
 
私の体験を、少しでも多くの方にインプットして頂くことにより、必ず皆様の身辺でも今までの価値観をひっくり返す出来事が起きるだろうと考えました。
物質依存の考え方を辞めた時、 何が見えるか そこまで 私が拘る問題ではありませんが、同じ土俵に立って考えていただく 同朋が 少しは増えるかもしれません。
 
 それが今回執筆を思い立った本当の理由です。

 




(第 2話)

 

(我が家から見た 実際の裏のグランド風景です。1月17日 此処がスピリチュアルの起点になりました。)
 
 

2009年1月17日、午後6時20分。

私はいつもの様に裏庭から出て、公園に入りました。
 
裏庭はフェンスで覆われていて、鉄の扉を開けると直ぐ公園になっています。
公園と言っても見渡す限り目もさめるような芝生で、よく整備されたフルサイズのサッカーコートが5面、整然と並んでいます。
 
最近、散歩人口が増え、余り無茶もできなくなりましたが、4-5年前まで思いっきりゴルフクラブを振り回しました。しかもドライバーです。いくらクリーンヒットしても半分にも届きません。
 
「そんな場所が何処に?」 と、当然 おもわれる筈ですが、
私は 1987年から オーストラリアの ブリスベンに 住んでいます。
 

 私の家から対角線状に公園を突っ切り、10分程のところに 正規の入り口があります。
そこに、高さ1.5メートル位のコンクリート塀がありスポーツに興じる人のイラストがカラフルに描かれています。
 
見ているだけで楽しい構図です。
 
 昔は両面にサッカー、ホッケー、テニス、ラグビーとビッチリ描かれていたのですが、いつしか心無い落書きが増え、外に面した片面が灰色に塗りつぶされてしまいました。
 
 

 
 その壁の公園側に面した一角に、野球のキャッチャーが座っています。
 最近、徐々に彼にまで被害が及びスプレーで頭の一部が消されてしまいました。
小ぶりで、ボール一つ分ストライクゾーンが狭いですが、きちんとマスクを被りプロテクターもつけています。
 
 でも、なぜ、こんな所にキャッチャーがいるのか分かりません。
 
  オーストラリアはアテネ五輪で、長嶋率いるドリームチームと2戦し2回とも勝利しています。
 それに2010年10月、念願のプロ野球リーグも設立されました。
 
 野球場と言っても、アメリカや日本と比べると御粗末ですが、各チームそれぞれホームグランドも持っています。
 
 さぞ、野球も盛んと思われるかもしれませんが、野球の光景は全くありません。
何処に行っても見かけるのは、バスケットボール、サッカー、クリケットばかりです。
これだけ恵まれた環境に野球が無いのは、我々日本人にとって寂しい限りです。 
 
 午後、学校や仕事から開放された人たちがチラホラスポーツをしていますが、大抵大きな公園に、私一人しかいません。
 
  とてつもなく広いオーストラリアで、壁のキャッチャーから、たった18.44メートルの細長い土地が、私のプレーグランドです。
 時々、仕事が終わると彼を相手に投球練習をします。
 日本では、キャッチボールの相手くらい何処にでもいますが、豪州の日本人は皆大同小異、異文化の中で孤独です。
 
 
 ただ、気楽な面もあります。
 壁の中の彼は、座っているだけで何も言いません。
正直、物足りませんが、いくら長時間座らせても文句を言わないので、ノーコンピッチャーには気楽です。
 
 人間同士キャッチボールすると、どうしてでしょう?
一球毎に 一々コメントしないと いけません。
 
 野球に限らず、テニス、卓球、どんなスポーツも、概ねその傾向があります。
 「そうそう」 とか、「よっしゃ、良い球や」なんて、口々に 喋り続けています。
そんなことは無いと思われる方も、ご自身の行動を意識的に観察すると納得される筈です。
 
 少し脱線しますが、私はいつも、親友の清家さん(仮名)とキャッチボールをします。
 二人とも往年の野球少年で、清家さんは高校時代、硬式野球のキャッチャーでした。
 
 お互い40肩を経て、50をまわり、昔の精彩は微塵もありません。
 第一、立ったり座ったりできる年令ではありません。
 キャッチャーとして 座るのに、「車椅子ありませんか?」 なんていっています。
 
ただ、実力の衰えに反比例して 口だけは達者です。傍で聞いていたら何処のプロが来ているのかと思います。
 
 心の中ではお互い、
「こんな球、今時、幼稚園児でも投げるわ」 とか、
「それにしても、ハエが止まりそうな ボールやな。」
なんて考えてます。
 
  それが、口では、
「凄い球を拝見しました! 今の一球を見ただけで、今まで生きてきた甲斐がありました。」 なんてセリフが、球と一緒に返ってきます。
 
 私も、
「あれ?! 一瞬 消えましたョ。 完全に見失いましたね。 キャッチボールにも、サインを決めないと危険です」
なんて、返球します。
 
 

 日本と季節が逆で1月は真夏で日が長く、午後6時になっても真昼の明るさです。

おまけに、ブリスベンは亜熱帯ですから、気温は優に30度を越える蒸し暑い毎日が続きます。
 
 私は、その日もいつもの様に、家から、キャッチボール相手が座っている壁まで、ゆっくり歩いていました。
 目的地に行くのに、歩くだけでは退屈なので軽くスピンをかけ、ボールを真上に放り上げながら歩く癖があります。
 
 野球に出かける時は勿論ですが、普段も同じです。
買い物籠、ビニール袋、手に持っているものはなんでも投げます。
ペットボトルも投げますが、時々、手元が狂って予期せぬ場所に落下します。
 被害者はいつも家内で、いつ物が落ちてくるか分からないので、常に私と距離を置いて歩く癖がついています。
 
 その日も同じように、ボールを 投げては受け 投げては受け 歩いていました。
 
 
いきなり視界に妙なものが飛び込んできたのです。
ヒョイと投げ上げたボールの、遥か延長線上に銀色の飛行物体が浮かんでいました。
 
 


 
  私は呆気にとられました。
高さは皆目検討がつきません。
 
普通、地上でも距離感のある人はいませんが、まして上空となると目安がありません。
 
500メートルなのか1000メートルなのか大雑把な事さえ言えません。
雲があれば、その上か下かで凡そ見当がついたかもしれませんが、何せ雲ひとつ無いピカ晴れです。
大きさは、せいぜい5メートル程度ではないかと思いました。
 
 
 ちょうどカーリングの駒が氷の銀板を滑るようにゆっくり南から北に移動していました。
音も振動もなく怖しいほどスムーズです。
私はその場に立ち止まり、
 
「えっ! うそ、   UFO?」
「何処から来ているの?」

と、心の中で呟きました。
 もしかしたら声になっていたかもしれません。
(いくらUFOでも、いきなり うそ!! っと 言われれば辛いと思います。)
 
その瞬間です。
ゆっくり移動していた円盤がピタリと止まり、急降下し始めたのです。
 
 UFOが テレパシーを 察知すると言う話は 聞いた事がありましたが、まともに受け止めた事はありません。
 極端なSFマニアの 妄想とばかり 思っていました。
 
(続く)





(第3話) 実際には UFOは ありえませんから。

私の家は、2012年1月に、QLD州一帯を襲ったフラッドで、まともに被害を受けました。
 
大工3名が修理に来たのですが、最初、廊下や応接間を直していました。
しばらく、私の部屋には来ないだろうと安心して、ヘッドフォーンを付け、部屋のド真ん中でUFOのユーチューブを見ていました。
 
いきなり、
「これから、お前の部屋をするから」
と、大男が3人 揃って入ってきました。
 
通常、私の年代の一見(?)真面目そうな男性は、株の値動き、時事ニュース、歴史ドキュメント等、見ていなければなりません。
それでこそ、「流石、日本人。堅い物をみている」と言う評価に繋がります。
それが、子供用アニメや、歌番を見たり、パックマンやインベーダー で遊んでいたらイメージが壊れます。
UFOなんて もってのほかで 面目 丸つぶれになるわけです。(自意識過剰ですか? 笑)
 
 私は、正直、「不味い」と、思いましたが、慌ててウインドウを閉じると余計怪しいです。
 いかがわしいサイトでも見てたのか?と言う事になります。
 それで、平静を装い見続けていました。
 
「この親父、変なもの見ている」と、怪訝な視線を背中に感じていました。
 
すると、
”Do you believe in UFO ? "
と、棟梁のスコットが話しかけてきたので、私はてっきり、
「そんなもの、絶対無いから」と、ワザワザ言いに来たのだと思いました。
 
彼は、「此処を見ろ」と、綺麗に刈った頭を差し出しました。
私は、本音を言いますと、(昔は、然程でもなかったのですが、)男性の体を見るのが非常に苦手です。
まして、古傷とかハゲとかになると、後で気分が悪くなります。
嫌々見ると、後頭部ほぼ中央に 2センチほどの真一文字の傷がありました。


「変な物 見せるなよ!!」と言いたかったですが、大人げ無いYOUTUBEを見て、大人げ無い対応したら、人格まで疑われますから、「切り傷みたいですね。どうしたの?」と聞きました。 
 
彼は、14-15歳の頃、自転車で走っていると、直ぐ上をUFOが飛んでいるのに気付いたそうです。
「うわ~!」と動転した瞬間、気を失い、意識が戻った時は、転倒して自転車が横に投げ出された状態だったそうです。
 
翌日、母親に、
「お前、変な傷があるけど?」と、言われ初めて後頭部にできた傷に気付いたそうです。
通常、頭を2センチも切ると大袈裟な出血がありますが、痛みも出血もなかったそうで、彼はUFOの仕業と考えていました。
 
ただ、埋め込まれたチップが不良品なのか、コンタクテイーとして不適切でリジェクトされたのか?
その後、UFOからコンタクトは一切無いそうです。
 
 
さて、前章の続きで、私の目撃談に戻ります。
私が驚いたので下りてきたのか定かではありませんが、タイミング的には「嘘!」と言った瞬間止まった気がしました。
 
一瞬、「誘拐されるのか?」と、恐怖で頭の中が真っ白になりました。
それから、「何処まで下りて来るのだろう」と思いました。
 
よく漫画で、頭上数十メートルまで来て、ヘンテコな円錐形の光線を出し、下の物を吸い上げる構図が描かれますが、そういう事になるのかなと思いました。
 
これは、アレン ハイネック博士の格付けで、第四種接近遭遇 (エイリアンに誘拐もしくはインプラントされる)となり、スピルバーグの映画、「未知との遭遇」を超える事象になります。
 
UFOは、私との距離を3分の1ほど縮めた空中で止まりました。それでも、上空 1000Mほどあったと思います。
  



(こういったヘンテコな光線が出て、吸収されるのかと思いました。)

 
止まった瞬間、私は 妙に落ち着きを取り戻しました。
「50歳まで平穏に生きて、今さら誘拐事件も無いか」と思いましたし、この辺で人生をひっくり返される事件が起きても悪くはない。と、妙に開き直りました。
それに、相手は高知能生物です。妙な信頼感があり、反社会行動はしないだろうと咄嗟に思いました。
 
 
後で調べた事ですが、世界中でUFOによる誘拐事件が頻発しています。
1989年、僅か一年間に、ソビエトだけでも5500人が誘拐されています。
連れ去られた人は一人として帰還していません。
それを知って 大いに ゾッとしました。
 
 
少し脱線しますが、ナチスがユダヤ人を迫害するにあたり、最初に着手したのは、ユダヤ人を法律の庇護から外す事でした。
そうすると、何が起きたか言うまでもありませんが、勤勉で優秀と言われるドイツ人が、虐殺、財産没収など鬼畜の如く残酷になりました。
 
誘拐拉致が悪いというのは、お互い人権を認めあい、法の拘束があって始めて成立する事です。
エイリアンに我々の法律が適用される訳も無く、人権が保証されていないと考えると極めて危険生物になります。
相手が下りてきたら、先ず 逃げる事を優先すべき、と思います。
 

 UFOはある一定の高さまでくると、丸で私を睨みつけるようにじっと止まっていました。
それからゆっくり小さく円運動を始めました。
咄嗟に、彼らは何かを思案しているのか?と思わせる感じでした。(もしかしたら、頭に変な物が入ったのかもしれません。)
 
 私は慌てて一緒に目撃してくれる人を探しましたが、流石は不必要に広いオーストラリアです。
 遥か遠方に2人組の高校生がサッカーボールを蹴りあっているのが見えましたが、走って呼びに行くには余りにも距離があります。
それにUFOは一瞬で消えたりしますので、その瞬間が見逃せません。
消える瞬間を目撃すればUFOであることが確実になるからです。
 

 
人間の記憶は10日もすればあやふやになり、回りからヤイヤイ突付かれると、
「円盤だと思いましたが、ちょっと前の事なので。」と徐々にトーンが下がります。
 
私はどれだけ時が経過しても、
「UFOです。間違いありません。」と胸を張って主張できるようにしておこうと思いました。
(今でも私が見たものはUFOである事に絶対の自信を持っています。)
 
 凝視しながらも、人工衛星、気象バルーン、飛行機、隕石―――、あらゆる可能性を考えました。
 
 私は昔から飛行機やヘリが好きで、今まで既にラジコンを5-6台は潰しています。
 私の家に来られた方は、模型の残骸が無造作に転がっているのを見ておられる事と思います。
 
 飛行機は世界各国で作られ機種も多いので全ての判別はできませんが、飛行物体があれば、軍用か民間か、最近の機種に関しては戦闘機でもヘリでも大体知っています。
 別に判別できなくとも、地球上の飛行物体はグライダーと気球以外は爆音があります。
 
 時間にして5-6分の出来事ですが、私はじっくり観察したので、1時間ほどみていたような気がしました。
しばらく同じ円運動をしてから、徐々に高度をあげ最後は北北西に遠く高く移動し視界から消えてしまいました。
 もっと劇的な消え方を期待していたので多少がっかりしましたが、絵に描いた様なUFOの出現に、私は大興奮しました。
30分程散歩を続けながらも何処かに戻って来ていないか探しました。
 
(次回に続く)



第 4 話
帰宅後、机に座っていましたが、
ドクン ドクン 
と言った感じで、興奮が中々冷めませんでした。 
 
 
何か見てはいけない物を見てしまった妙な罪悪感があり、他の飛行物体で説明がつかないか考えていました。
 
  

 
 
 
 よく、テレビの討論番組で肯定、否定に別れ激論を繰り広げています。 
否定派が、
「UFO? 何処から来ると思っているの?」
「長い時間と、高いリスクを払って地球に来るのに、何故親交を求めないのはおかしい。」 と、丸で目撃者をあざ笑うかのような質問をぶつけています。
 


実際、遥々やって来て、黙って帰るのも 確かに不自然です。

 立場を置き換えて、人間が別の星に到着したとします。
一応、政情や治安は確認するかもしれませんが、
「地球という星から来た人間と言う生き物です。」 程度の挨拶はする筈です。
 
 翌日から、私は多くの人にUFO目撃談を 伝えました。
 大概、驚いてくれましたが、何度説明しても聞く耳を持たない人もいました。
 想定していたことですが、テレビでお馴染みの質問をする人もいました。
 
 そんな時、私は少しも悪びれず、
「私は、単に目撃者で宇宙人ではありません。そういう質問は宇宙人にしてください」と答えました。
 よく目撃しただけで、急に宇宙人に成りきって、スラスラ答える人がいますが、私は色々聞かれても、実際何と答えて良いかわかりませんでした。
 

(大体こういう スピードスケートの選手みたいなのに、宇宙人のイメージが定着してきています。それに、文明人の癖に ちゃんと服をきてないんですよね。)
 
 
(日本のUFOに対するオフィシャル見解)

事件の約1年前の2007年12月に日本政府がUFOを公で否定しました。
民主党、山根隆治参議院議員から提出された質問主意書を受け、政府は、「UFOについて具体的事例は確認できていない」と答弁しました。夢が無くなるという点では寂しい発言でした。
 
ところが、答弁に立った町村官房長官は、
「政府としては、そういった紋切り型の説明しかできないが、私個人としては、絶対に存在すると思う。さもなければ、ナスカの地上絵など説明が付かない。」と付け足しました。
 
具体的事例は無いと言いましたが、自衛隊は過去何度も対空砲レーダーでUFOを追尾しています。
(UFOはレーダーにも写り、多くの隊員も確認しています。私も、サテライトで、日本の南、太平洋上を無数のUFOが飛んでいる動画を見たことがあります。)
 
自隊機や米軍機で無いことも確実であると、もと自衛隊員がWEBで証言しています。
あれほど秩序のしっかりした国家組織ですから、上に報告しないのはルール違反です。
未確認飛行物体がチョロチョロ日本領空を侵犯しているとなると、自衛隊存亡に拘る事態でしょうから、上層部で情報操作しているのかもしれません。
 
それにしても、ナスカの地上絵が、UFOと何か関係があるのでしょうか?
町村官房長官も公で喋る以上、もっと キチンと調べないといけません。
 
不思議なものがあれば、何でも宇宙人がしたと言う人を、「宇宙人考古学者」というそうです。

「モアイ、不思議だ。宇宙人がした。」、「ピラミッド、巨大だ。宇宙人がした。」という感じです。
おまけに、「人類がどの様に発生したか?  それは、説明が付かない。宇宙人がした」と、言う人までいます。
一応、宇宙人がしたということで、一時的に説明できても、では、宇宙人がどう発生したか? と、言う新たな疑問をうみます。 要するに、問題を先送りするだけです。
 
ナスカに 見られる 地上絵なんて、中学数学の比例の知識があれば、誰でも描けます。
古代に比例などなかった。と思われるかもしれませんが、紀元前3000年頃、既に 人類は 地球の正確な円周を計算していたのです。
では、何故、あんなものを書く必要があったのかと言う点ですが、古代人は皆、太陽、月、星と天を仰ぎ、天に信仰を求めました。
 
 トンチンカンな答弁から、政府見解の信憑性に 多少の 疑問は残りましたが、やはりUFOは無いのだと私自身が否定する遠因になっていたことは事実です。


 
 一瞬見たような気がするとか、夜闇に怪しい光を見たという目撃は結構あります。
私も、不思議な光り方をする物体は何度か見ていますが、2-3日経つとすっかり忘れてしまいます。
   
 実は 以前にも 4度、説明のつかないものを目撃しています。
その内、3回は 私の他にも 人がいました。
今でも、彼らに会うと、「あれは、UFOだった。」という話になります。
私は、「それは、甘い」と、いつも言っており、何かの現象で説明がつくと考えていました。
 
夜間の発光物体は、殆ど未知のプラズマ現象で処理されますし、白日の目撃は、隕石や風船の見間違いだと言われます。
 
ただ、今回だけは、白日、空中で一旦停止し降りてきて円運動をしてから、音も無く飛び去った以上、私が見たものが UFO であることが自分の中で否定できなくなっていました。
 
 
「 とんでもない物って、なんだUFOか?!」と、思われました?
UFOの目撃談は結構、其処此処に転がっていますからね。

 ニュースの見出しが、 
「つちのこ、遂に捕獲!!」 とか、
 「やはりいた ネッシー 生け捕り成功!!!」
なんて記事が出れば、アクセス件数が、あっという間に10万件を突破する筈です。
UFOは最近だけで、中国、イギリス、アメリカとあり、毎月の様に報じら 完全に マンネリ化しています。
 
 実は、UFOこそ、絶対にあってはならない物なのです。
これから、その事について、詳しくご説明します。
 
 我々3次元生物は距離を移動する為に乗り物を利用します。
 車、電車、飛行機、速度や一回に運べる人数は違いますが目的は輸送です。
一般的に、UFO は遥か離れた星から来るエイリアン-クラフトと考えられています。
 すなわち、宇宙人を運ぶ乗り物です。
 
 乗り物と考えるとエイリアンを何処から何処に運ぶのかという疑問が生じます。
移動する舞台が、星と星の間と言う事になります。
宇宙は我々が考えるより遥かに巨大であり、距離的移動の乗り物と考えると様々な矛盾に突き当たります。
 
第一、地球に来れる距離に生物が住める惑星がありません。
 
 NASAが猛毒の砒素を食べて増殖するバクテリアを発見し、常識を覆す生命体の可能性を示唆しました。 

 太陽系に生物がいないと皆思っていますが、我々はまだお隣の火星にさえ宇宙飛行士を送り込んでいません。
もしかすると灼熱の水星や金星、氷の冥王星や海王星に生物が存在するかもしれません。
タイタン(土星の惑星)など、地球に似た星もあり、もしかすると太陽系に宇宙人がいるかもしれません。
ただ、そう仮定すると火の中で燃えないとか、液体窒素でも凍らないとか相当な変わり者でない限り、常識の範囲内では環境が厳しすぎます。
 
 20光年ほど先に大気構造や大きさの似た惑星が発見されていますが、20光年などとんでもない距離です。
「無事到着しました。」
「そうか!!、 やったね~~ おめでとう!」 と、いうメールのやり取りに40年かかります。
 

 
 
 太陽系は無理だとして、 太陽の次に近い恒星に目を向けると、ケンタウルス星V645と言う事になります。
 一番近いと言っても4.22光年の彼方です。

最近発見された超モンスター銀河「おろち」は、118億光年と想像もつかない遠さですが、それに比べると4.22光年は案外近い気がします。 


でも、光でさえ 4年かかるというのは 尋常な距離ではありません。
 光は秒速30万キロメートルです。
 
  
 現在の技術では、最速ロケットでもせいぜい秒速20-30キロといったところです。
(これでも、ゴールドコースト - ブリスベン間をたった、3秒で結ぶわけですから、充分 速いです。)

単純計算ですが、一番近いケンタウルスまで片道 6万3千年かかります。
 
 地球上では、私の様に国を持たない人々が増えています。
もしかすると、遊牧民の様に巨大UFOに乗り世代交代を繰り返しながら宇宙空間を彷徨い続けるETがいるのかもしれません。
それにしても、6万年は地球全体が宇宙船の様な物でなければ、中の生物は相当な苦痛です。
 
(次回に続く)















(第 5話 UFO が 何故 あり得ないか? ですが。)
UFOが 何故 存在しえないか という 第2の 理由をお話します。


 引力はニュートンによって 発見されました。
(と、思っている人が多いですが、) 物が下に落ちる事くらい誰でもわかりますから、発見とはいえないです。
 実は、引力(重力) は、空間の歪 とか 重量子の 交換とか 色々 理論はありますが、まだ ミステリーです。
 ニュートンは、落下する物体が加速するのに気付き、その運動法則を 法定式にはめ込んだだけで、重力の本質を解き明かしたわけではありません。
 
 地球の裏側にも、巨大な海がべったり張り付いていますし、鉄、プラスチック、動物、空気 他 例外なく 全ての物が吸いつけられているのですから 本当にわけの 分からない力です。

1965279


 ところで、私が見たUFOは、のっぺらぼうの円盤で、排気口も 吸気口もありませんでした。
つまり、推進力の吐き出し口がない 皿みたいなのが 飛んでいるわけです。
 
 これは、映画 アバターに出てくる パンドラの天然石や、 天空の城 ラピュタにでてくる 「飛行石の結晶」が 発見されなければこういう状態になりません。
 
 
 

(伝説 の 飛行石)
 
 
では、そんな、物質が果たして存在するのかと言う事ですが?
私は、色々なマイニング事業にも、実は 携わってきています。(牛や豚だけではありません。)
 
セピオライト、イルミナイト、カオリン、ベントナイト、ルチ-ル、実は 稀土(レア アース)も 必死で探していたのです。 
(余談ですが、オーストラリアは、資源大陸なんて言われますが、 微妙にスペックがずれており、お金になりそうな鉱物は 皆無と言えます。)

 商社で、聞きなれない鉱物ばかり、専門にしていた時期があります。
(別に、ややこしいのを選んだわけではありません。たまたまです。)
 
 田舎のおっさんが、「うちの地方で変な石がでる。 調査して欲しい?」 という話が 頻繁に舞い込み 毎回 丁寧に出張、調査しました。
 
 ひとつだけ断言できる事ですが、剥土(はくど)するなり いきなり 宇宙に飛んでいく 物質には、お目にかかった事がありません。
 
それは、重力(引力)事態、地球上の4つの力の中で 唯一 + - が ありません。
 反発する と言っても 全ての物を吸い付けるから (一部 はじく物があれば 万有引力に ならないですから) 反発できないわけです。
 
(でも、例え飛行石を 見つけても、アドバルンの様に浮いているだけで、UFOの 瞬間移動を 可能にするのものではありません。宇宙まで飛び出す脱出速度は余程の純度でなければでませんね。)
 
 
 
次に 円盤型飛行物体の 可能性について お話します。
よくUFOは、フリスビーに例えられますが、原理は全く異質です。
 
フリスビーは 単純な 格好をしていますが、あれはあれで、ちゃんと 空力計算が なされています。
つまりお皿をひっくり返したような形状になっており 空気を取り込むことにより、浮力が働く仕組みになっています。
また、回転する事により、向心力が 発生し 安定飛行するわけです。(遠心力ではありません。)
 
UFOは 形状も異なりますし、円盤事態の回転が ありませんから 同じ原理ではありません。
 
 
ヘリコプター
UFO同様 空中で ホバリングするものに、ヘリコプターがあります。
(正式には イギリスのハリア戦闘機も 空中静止できます。)
 
ヘリは、プロペラで浮力をつくり それによって 本体を持ち上げるという 単純な発想ですから、古くはダビンチの時代から 設計図は ありました。
ところが、安定飛行が難しく、ベルリンにて ハインリッヒ ホッケ という 人が、まともにホバリングさせたのが 20世紀に 入ってからです。 (1937年の事です。)
 
 詳しくはかきませんが、おもちゃのヘリを沢山壊している人間として、言わせていただきますと、
上空にいけば、障害物もなく風が強いです。 
時々 突風が吹いたり気圧の谷に落ちたり 乱気流に巻き込まれたりもします。
 
そんな環境の中で、方向舵も、エルロンも、スタビライザーもない のっぺらぼうの円盤が静止し、あれだけ スムーズに飛ぶ事は 絶対に不可能です。
 
 それでも 飛んでいるのだから 何とか なるのだろう と 思われるかもしれません。
でも、目撃されているUFOの 中には とても 飛びそうに無いものも 少なくありません。

1986年 11月17日に JAL ジャンボ貨物機が アラスカで UFOに 一時間も つきまとわれた事件ご存知ですか?
有名なUFO 接近遭遇事件です。
操縦していた、寺内機長によると、なんと 直径 2キロの 球形UFO だったそうです。
 
それから、串団子型 巨大 UFO が 意外と 多くの人に 目撃されています。
私の お客様の 谷さん(仮名) も 日本から 豪州に 家族で来る時 お父さんと一緒に 巨大銀色の串団子が 飛行機と 伴走して飛んでいるのを まともに 目撃されています。
 
円盤でも 無理なのに 串団子 絶対に 飛びませんから。
 
 
(串団子 ---おいしそうですね。でも 絶対 飛びませんから。)
 
次回は UFO は 一体何なのかを 探っていきます。
此処から スピリチュアルに なってくるわけです。

次回に続く。


 

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【2012/02/14 20:53 】 | 私の体験談(連載) スピリチュアル ドキュメンタリー | 有り難いご意見(0)
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