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【2024/05/04 16:58 】 |
サンタフェの不思議な 螺旋階段。

インドアピリー ショッピングセンターの一番北に、マイヤーセンターがあります。





私は、いつも3階駐車場に車をとめ、エスカレーターで下におります。

 

 エスカレーターの最上部から 手すりにごしに ついつい下の景色を覗いてしまいます。 「見たらだめ。」、と思うのですが 

 

 怖いですね。あの高さ。

エスカレーターの手すりって ベリ とかいって 取れたりしないですかね?

 

手すりは腰までしかありませんから、ちょっと乗り出せば 体の半分が 外に出てしまいます。 
お腹が擽られる(くすぐられる) 様な感じになり 思わず足が竦みます。

 

 ストレス社会の日本に あんなのがあれば、人口が多い分 馬鹿も多いです。

年3-4名は 確実に飛び降ります。 


今回は奇妙な階段について書きます。

 

 アメリカのニュー メキシコ州に サンタフェ という 田舎町があります。

嘗て スペインに統治された経緯から、異国情緒漂う観光名所です。

 

日本でも 宮沢りえのヘアヌードのロケ地として 一躍有名になりました。


 私ですか?

見てません。宮沢りえ も ヌードにも 興味ありませんから。

(ワザワザ書くところが 逆に怪しいと言う人がいますが )

 

 街外れに ロレット  チャペルがあります。 そこにある 螺旋階段が 建築上 説明が つかないそうです。
 
 
    
 (オリジナルの階段に手すりがありません。これは怖いですね。)

 

 実際に調査した建築家達は、「強度上 あり得ない」、「直ぐ、使用禁止にしないと大変なことになる。」と警鐘をならしていますが、下の写真ご覧ください。

 
   アメリカの聖歌隊の大きな姉ちゃんが (写真から判別できるだけで) 13人乗っています。 それに、建立が 1877年ですから、140年間一度も 事故が起きていません。

 

 私は、これを見た時 不思議かな? 程度で 特に驚きもなかったのですが ヨクヨク考えてみると あり得ない建造物です。

 

 上に3人くらい大人が乗って 階段自体の重みに、人間の体重が加わると 下から 1mくらいのところで、バキッといく筈です。

 

 完成当時は手すりがなかったそうですが、流石に 今は、つけられています。

 カクッとなって 一段踏み外したら 真っ逆さまですからね。手すりは要りますね。

ところが、その手すりも 手すりどうしで繫がっておらず、支え木に 多数 穴を開け 強度を弱めていると思うのですが?




(これは 補強には ならないでしょ。それに、底板薄いですね。本当に折れない理由がわかりません。)


危ないと言われるものに 手すりくらいなければ 崩れだした時 体勢を保つのに 掴まるものが必要です。
 
 
 

 

 螺旋階段たるもの、真ん中に 垂直の支柱をいれ強度補強しないと いけないそうです。

 それに、現在の建物は 様々な金具を使い 強度補強しますが、140年前の建造物ですから、木釘しか 使われていません。フランスのルーブル美術館に同じ物がありますが、それはしっかり補強されていました。

 

 実際に現地に行った人は、随分 揺れるので 怖いそうです。

丁度、バネのように、下に圧力がかかえる度 撥ね返るのだと 思います。

 

 

 不思議な建築物には、必ず それにまつわる ミステリアスな言い伝えがあります。

 

 ロレットチャペルは 1873年から 建立が始まったのですが、約 7メートルの高さにあるクワイアーズ ロフト (聖歌舞台) に 建築者のミスで 階段が 付けられていませんでした。 後から作るにも、狭い教会内に十分なスペースがありません。

 

 当初は 梯子をつかっていたそうですが、余りにも高くて怖いので (下りる時が、とくに怖いですね) シスターが ST ジョセフに 祈りを捧げ 「階段をなんとかして下さい 」 とお願いしたそうです。

 

 すると、10日目に 何処からともなく大工が現れ 半年で この階段を一人で

完成させたというのです。

 

 マジなお話ですが、 使われた木材は 地場からとれる物ではなく、どこで 手当てしたか 分からないそうです。

 

 その不思議さから、ST ジョセフ 自らが 大工に化け 現れたのではないか?と。

 

  7メートルの螺旋階段を 組み立てた個人的経験はありませんが、

作業工程上 一人で作るのは 不可能だそうです。

(そりゃ そうですよね。グニャグニャに曲がった 柱のはりを 立てるだけでも3-4名の人手が 必要です。)

 

それに、2階の建物を設計しておいて 階段を忘れるなんて!  そんないい加減な建築家が 果たしていますかね? 丁度 家を設計して トイレと風呂を 忘れるのと同じです。

 

 まあ、伝説は伝説として。

階段話は此処までとして、後はちょっと 思い出話の付録をつけさせて頂きます。

 


 私は、友達6人とアリゾナ州 フラッグスタッフまで、ロスから車を転がしたことがあります。

(フラッグスタッフに着いた夜、最悪の事件に巻き込まれました。到着後、ワインを買いに行ったのですが わずか 20分程の間に 部屋に泥棒が入ったのです。大きな荷物は、着替えとゴミばかりですから とられません。カメラ トラベラーズチェック 財布など 入れてる 小バッグばかり 根こそぎやられました。)

 

 サンタフェは 当時 余程のツウでなければ 行かない場所で、ガイドブックにも載っていませんでした。

 

 今 考えれば ちょっと足を伸ばして、モニュメントバレーを突っ切り サンタフェ から ロズウェル (UFOが 墜落した町) まで 行けば 良かったと 反省しきりです。

(ロズウェル 出身の 宇宙飛行士 エドガーミッチェル博士は、UFOは間違いなく ロズウェルに落ちている。政府は それを隠蔽していることを 宇宙飛行士の 名誉に かけて誓うと 暴露して大きな話題になりました。)

 

 ただ、アメリカを 旅された方は、あの国の巨大さを よくご存知だと思いますが、 床一杯 アクセルを踏み込んだ状態で、 何時間走っても何処にも行けません。

 

 ロズウエルからロスまで 同じ道を引き返す退屈さを 考えると、ヒューストンでNASA を 見学して、一路 NYを目指すほうが 良さそうです。



 



(アリゾナ モニュメントバレー )
 凄い景色だと思うでしょ?アメリカを1時間も走れば こんなの なれっこになり 然程 驚かなくなります。

 


話を階段に 戻して。
 私は、横のハリ が 一木つくり で 階段最上部が 頑丈に クワイアーズ ロフトに 固定されておれば
それなりの 強度は 出る筈と 考えます。

ただ、バネ構造と言われる 階段が いかに 伸縮幅を 圧縮するよう 工夫されているかが ポイントですね。

 いずれにせよ、5年以内に 現地に行き 納得がいくまで 見てきます。
 また いずれ レポート させていただきます。

 

 私が行った日に 崩れたりして。

150年 何事もなかった階段が、 一人の 心無い日本人が来て 壊れた!!

ということに なれば、面目丸つぶれですね。

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【2013/12/30 15:39 】 | 紀行文(ワインを啜りながらお読み下さい。) | 有り難いご意見(0)
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