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【2024/05/04 23:21 】 |
連載第2弾 私の霊体験 第1 & 2 話



先日 机上の電話が けたたましくなりました。
余り鳴らないので たまになると かなり 衝撃を受けます。(ドキンとします。)
 
慌てて 受話器を取ると。
「大阪の ハシモトですが、堤さん おられますか?」 
ーーーなんて 嫌に 気合の入った声です。
 
 私は、京都に ハシモトという 友達はいますが、大阪におりません。
そういえば 大阪に 一人。     
昔 三和の上司に 橋本というのが おりました。 
大酒飲みで 仕事中も飲んでいました。 いわゆるアル中です。
 もし 肝臓を壊さず 今でも お元気なら 80才を越えて
います。 
でも、明らかに 声も 話し方も 違っています。

 「大阪の ハシモトさん、 大阪の ハシモトさん ---」 と 何度か復唱して 心の中の 古い記憶が沈んだ部分を探していたら、 
 
「いえいえ ご存じなくて当然です。 大阪市長の 橋下です。」
 
「え? 橋下市長??」
「佐々木さんから 堤さんが 論客であることを知り、大阪市の市営モニターに なっていただきたいと思いまして!!

 確かに高校の同窓同期で 早稲田に行った 佐々木というのはおります。 橋下市長は 早稲田なので 佐々木と繋がっていたのかな?
と 思いました。 
 
それにしても、橋下市長から ワザワザ!! と 恐縮してたら---。
 
 
 
実は 上記 全て 作り話です。
「え!! 何? 嘘?」 って事ですよね。
いえ ちゃんとした 理由があって 嘘をついています。
 
橋下市長が 我々に 直々に 電話をかける事は 絶対にありません
まして、総理大臣、大統領、 国連総裁 などが その辺に転がっている 人に 直接 電話して 語りかける事はありません。
「昨日 オバマから 電話があってね! まあ 結構 元気にしてたわ!」
「え? オバマ?!って 誰??」
「オバマ 大統領や! お前 知らんのか? あほやな! 」
「どっちが アホやねん!! お前 まじに 病院に 行けよ!! 」
って 上方漫才です。
絶対に そんなことは ありません。


ところが、どうして、 「昨日 神から直々に お話が あった!!」 と言うと 
信じる人がいるのでしょう??
 
 神様の 守備範囲は この世だけでなく あの世もです。 大阪とか 日本とかの規模ではなく
 全宇宙の事を監督しています。
つまり 大統領や社長より もっと偉くて忙しいわけです。
 
それが 路傍に 転がっている 人に 貴重な時間を割いて 語りかける筈がありません。 
だいたい そんなことをする必要が ありません。(必要あれば 自分でされます。)
 
 大抵の場合 コンタクテイーに選ばれる人の プロファイリングは、 セールスマン出身 
饒舌 この世における地位は どちらかと言えば 低い 傾向があります。
(小泉前首相 や キッシンジャーが 国会討論で、 「消費税は 40%でなければ なりません。 昨日 神が 私にそう おっしゃいました!!」 なんて話 聞いた事ありません。 
大概、 ドア TO ドア セールスマン か 路上生活者 です。)
 
 文化庁によりますと  現在 日本で宗教法人格を 取得している団体は  182,521件あります。
(はっきり 申し上げて 許可乱発です。)
これは 散髪屋の数に匹敵します。
(神様から、教えを広めて欲しいと コミットされた人が 日本だけで 18万 団体います.。 
いくらなんでも多すぎです。)
 
 教祖の 多くは 「宗教ほど 儲かる商売は無い」 と 周囲に言っている人が多いです。
商品が思想ですから コストはありません。 つまり 仕入れなくて良い訳です。(私なんて 次の仕入れの心配ばかりしています。 羨ましいですね)
 おまけに 税金の減免優遇まであります。当れば 「坊主丸儲け」の 世界 です。

 政府関係者は 宗教に関して わけが分からないからと言って 非課税にしていたら 悪の温床になります。
だから リンチ テロ 集団自殺などの 妙な団体が 生まれてくるわけです。

 例えば、イスラム原理主義 (アルカイダと癒着し 様々なテロに拘っています。) が、日本で 宗教活動をはじめたとします。 一応は宗教です。 日本では 同様に税金免除になります。 免除されるべく 人の為になるのでしょうか?

 宗教は 間違った教えを信じ込むと 人間の 究極的核心( central conviction)  いわゆる 精神の大黒柱が狂ってしまいます。
 少なくとも  許可をおろす前に、 教義に 「他人の生命と 人権を尊重する」 が あるかだけは 徹頭徹尾 追求しないといけません。 
 それから、信仰の自由は 基本的人権ですから 良しとして、非課税にする必要などありません。
キチンと納税させないといけません。
 それで やっていけないようなら 衰退させれば 良いのです。

   
宗教には 常に 矛盾がつきまといます。
 キリスト教 イスラム教 など 代表的宗教は 一神教。 つまり 神は 一柱で あられるという 教えです。
それにしても 一神教が いくつもある!! のは おかしいな話です。
皆 自分の神が 正しいに決まっていますから 他の連中は 間違っている事になり 喧嘩の種です。 実際 いつ終わるともしれない 戦争を 延々続けています。
 
 仏教 日本古来の神道 ヒンズー教は 多神教で 沢山の神が 存在します。 ユーロの 足 引っ張ってる ギリシャも オリンポスに 沢山 神々がおられます。
(神様なんだから なんとか 立て直せよって 事ですよね。)
 
 よく神社 お寺に行くと 条件反射で小銭を掴んで 賽銭箱に放り込み 手を合わせますが、ふと 我に帰ると 「俺は一体誰に 手を合わせているのか?」 と 空しく思う事があります。
誰を拝んでいるのか わからないという事実。 一度 じっくり 考えてください。 とても 不自然な 話です。
 
 
 それから 同じ 宗教でも 宗派があったりします。
一人の発信源から 情報がでているのに 宗派で 解釈が違い 喧嘩して 殺しあっているのは、一体 何故でしょうか?
 
調停がつかないので、挙句の果て 神の子の一人が仏だ とか ユダヤ教 キリスト教 イスラム教を まとめる 宗教が出現したり で、 喧嘩調停の為 宗教そのものが 湾曲したりしています。
 
 
 私はどの宗教にも 帰依しません。 それから 亡霊 幽霊 悪霊 悪魔 というのも 無いと 確信しています。
全て 人間が 創ったものです。
 ただ、何をもって 亡霊 幽霊と 呼ぶか 定義だけは しっかりしないといけません。
肉体を離れても 霊魂は ちゃんとした 生き物であり それが 怨恨をもっている場合もあります。 でも これは 悪霊では ありません。

 
 世に言う お化け。
 
どうして 時代錯誤の白装束に 黒髪の女 ばかりでしょうか?
男性の幽霊というのも一応はあります。 
有名なところで 佐倉宗五郎、小幡小平次、おばけのQ太郎 後 O次郎 ドドンパと 続きます。
(一度 上記 男性幽霊 索引してみてください。 もう あまりに 理不尽で かわいそうで そりゃ 化けて出るわ と 同情してしまいます。) 
でも 大体 お化けは 女性の仕事です。 
テレビで心霊特集があれば でてくる お化け 皆 貞子風 黒髪ばかりです。
それも カメラに 写りこみ、実際には 見えません。
 
世に言う悪魔

悪魔は 実は 悪魔辞典が存在します。 それほど 沢山いるのです。
でも ドキュメンタリーの エクソシストに でてくる 悪魔。 最初は普通の人ですが、十字架を かざしたり 聖水を かけると 変な人格が でてきます。
「おのれは 誰だ?? 名乗れ!!」 なんて いうと、 どうして 皆 ルシファー(もと キリストの使徒で 堕天使です) なのでしょう?(同姓同名? の悪魔 沢山いるのでしょうか?)
 
 
私は 面白おかしく言うので 適当に喋っているように 良く勘違いされます。 
 
でも、ことスピリチュアルリズムに対しては 宗教の様に 見解の相違や 矛盾が 一切 あっては ならないと 考えます。
つまり オーストラリア であろうが 日本であろうが 宗教 慣習 文化 を 越えて 同じでなければ なりません。
 
 これから 私の 経験した 霊体験を お話します。
 
もちろん 全て オーストラリアで 経験しましたが、 日本を 含む 諸外国で 言っている事と 全く 矛盾しません。
ただ、 その 先の世界 や 霊界の構造に 関しては 未だ 手探り状態です。
 
書くことによって 学び 整理し、皆さんと ドンドン 討論し 深めていただければと 思います。
 
 
 



(連載 第2弾。 私の霊体験 その 1)

 本題に入る前に、少し不思議な話をさせて頂きます。
(いつも 十分 不思議な話していますが。)
 
 私は35の時に脱サラしました。
創業当初は結構調子が良かったのですが、バブルが弾けてから、坂道を転がる様に業績が悪化し、
水面スレスレの超低空飛行が何年も続きました。
 
 もう 鼻だけ 辛うじて 水面上に出ている ギリギリの状態でした。
食事が喉に通らない程追い詰められ、毎日、いかに家計のやり繰りするか 皮算用ばかりしていました。
 
 男は こういう事態になると いたって意気地なしで、冗談を言う気力さえ 無くしてしまいます。
 
 逆に 家内は、「もう身売りするしかない」、と 冗談めかして言ったり、
「お金もない 子供は小さい お父さんは 元気ない、倒産したら 倒産したで いいじゃない。
二人で 大阪で たこ焼屋でも やろう。」
と いつも 慰めてくれました。 

 当時 本当に苦しかったので 家内の その 開き直りに どれだけ 勇気づけられたか わかりません。

 今は、大してプライドもありませんが、独立当初は、若い所為もあって 変に世間体を気にしていました。
銀行、商社と順調(?)にサラリーマン生活を渡り歩き、失敗できないという 気負い が自分を苦しめていました。
 
 
 ちょっと 余談ですが、
 大阪の人は 食うに困ったら 「たこ焼屋 してでも 生きていけ!」 とか 「遊園地で 切符 切れ!」 なんて いいます。
 たこ焼屋 って そんな 誰でもできる 簡単な 仕事 でしょうか?
 切符切れ と 言われても 遊園地の数が少なく 求人なんて 滅多に ありません。 あっても 時給 4-500円の バイトです。
 寒いし 単調で きつい 仕事です。 あんまり 馬鹿にしたら いかんと思いますけど。
 私は、食の研究を 20年以上 してきましたが、たこ焼は 激戦で 多分 難しい部類の 商売だと 思います。
 
 もし ブリスベンで踏ん張らずに 大阪に帰ってたら 今頃 たこ焼 みたいに 転がって 何処かのドブへでも 落ちてたと思います。 (洒落になりません)  
  
 
  
 泥沼で 何に しがみついたか!! 今でこそ 話せることがあります。 
実は、私には、遥か暗闇の先に 消えそうなくらい 仄かな灯火が 灯っていました。
 
何が仄かな灯火か 書かせて頂きます。
 
 私の母親は教師ですが、教え子の結婚式で偶々横に座った おっさんが霊能者でした。
彼は梅田 河童横丁に店を構え、よく当ると評判で 易を営んでいました。
 
 当事の母や私にとって占いというのは有り得ない話でした。
まだ起こってもない事など、自分も分からないのに、他人にわかる筈が無いといった感じです。
 
ところが、次々と度肝を抜かれる事件が起きます。

 私は当時 機嫌良く ?? 銀行に行ってましたが、その人から、
「この人なあ。 銀行辞めて 海外に 行くわ!!」、と 言われてしまったのです。
(私は 今日に 至るまで その霊能者と 一切 会ったことがありません。 彼は、 母親と 電話で 話すだけで 全て見えるので 一々 本人に 会う必要など ないそうです。 )

 
 大学で英語を勉強したので、海外志向でしたが、会社を辞めてまで行こうと思った事はありません。
それに、私はいたって小心ですから、脱サラなど 有り得ない選択です。
 
 それが、次々会社で嫌な事が起き、銀行員生活というよりも人生事態に無常観を抱くようになります。

 そんな時、今の家内と出会い、偶々、新婚旅行でオーストラリアに行きました。
仕事に悩んでいた所為もあり、ユートピアの様に眩しいオーストラリアに取り付かれ、たちまち夢遊病者になってしまいました。
 
アルプスの少女ハイジ状態で 寝ても覚めてもオーストラリアに移住することばかり 考えるようになっていました。
 
 
 (左の赤服が 私です。)
 
 当時、私が勤務していた大阪の瓦町支店の直ぐ裏にオーストラリア領事館があり、用も無いのに
何度も足を運びました。 (もう お寺参りのような 感じでした。)
 
三和銀行の数ある支店で、昼食後の短い休憩に領事館にいける場所に位置していたのは瓦町支店だけでした。 
今考えると 私がそこに配属されたのは、単なる偶然では ないのだろうと 思っています。
 
結局、熱意だけ買われ、新しい移民制度が導入された時に 先頭を切って永住権が 授与されました。
 
 オーストラリアに来て、これまた 大変不思議な縁で  日本の商社にお世話になりました。
(これも 本当は書きたいのですけどね。奇跡が 起きました。)

 最初、日本のサラリーマン経験から、日系企業は敬遠していましたが、席についた瞬間、私はこういう職場を 
求めていたと言う、不思議な感覚がありました。
まるで金魚が水に戻ったような感覚です。
 

ところが、又しても 例の易者、要らぬ事をいいます。
「この人。 35歳で 辞めるわ」
 
 
母は それを 聞いて、 「 え? また~! やめるの??」 と 唖然としたそうです。 




「第2話」

母親の 落胆を見て慌てたか その霊能者、

「いやいや この人 損はされませんよ。」
「ただ、その時期を 逃すと たぶん 独立できませんわ。」
「最初は苦しいですねえ! でも40代からやっと芽が出て 45才で 豪邸建てますわ。」

と、 言ったそうです。
 
 私は、その予言を 聞いた瞬間、「それは、ないわ!!」 と 即座に思いました。
 
 オーストラリアに 来た時は 家内と二人だけで気楽でした。
ところが、「35歳で やめるわ!」 と 簡単に言われても、乳飲み子と3歳の娘が ぶら下がっています。  

いくら 無謀な人でも 砂漠の様なオーストラリアで、蓄えもなく 子供を抱えて独立する事が どれだけ危険か! くらいわかります。 
 
それに私は当時30歳でしたが 既に家をもっていました。
 
 当時、日本で買えない一戸建てが サラリーマンでも買えるのが オーストラリアの魅力でした。
仕事も無いくせに、中古住宅を買い、商社に入るや 膨大な借金をして 直ぐ新居を構えました。
決して 豪邸ではありませんでしたが、4人が住むには十分ですし、ショッピングセンターの直ぐ裏で 便利な場所でした。
 
私は、仕事は辞める事があっても 家を建てる事だけはない と思いました。
 
 それが 35歳に近づくにつれて、段々 雲行きが怪しくなります。
 
 先ず、牛肉が アメリカの圧力に講じ切れず 自由化してしまいます。
1990年以前の 牛肉輸入には 非課税障壁があり、輸入量は政府が決定していました。 
それを、丸紅 ニッチク ゼンチク 住商 伊藤忠 など 指定商社を通さずに買えない仕組みになっていました。
その輸入枠が既得権になり、どの商社も 利益が守られ 結構潤っていました。
 
 それが 撤廃された訳ですから 梯子外しの状態になり 多くの商社で畜産部は 廃部となりました。
また、肉だけを 専門に扱っている専門商社は、倒産を余儀なくされました。
 
 私は、会社から 牧場に来いと 誘われましたが、ブリスベンから 15時間くらい 山奥に入った所です。
日本食店やレストランは勿論 病院や学校 さえありません。
ブラウンスネークも 沢山いましたから、噛まれると助かるものも 助かりません。
 
 牧場に入る県道沿いに 一軒だけ ボロボロのガソリンスタンドがあり アイスクリームや日用雑貨
日々の暮らしに必要な 乾物類が 置かれていました。
 その前を 夜 通る度に 若者達がたむろしていて 気になります。
 
「あの子達は 何?」 と 牧場の人達 に聞くと、
「ここでは あのガソリンスタンドを 銀座と呼んでいます。 金曜日の晩 なんて 若者が大騒ぎですよ」と、説明を受けました。

 私は、 真っ青になりました。

こんな しょぼい ヨロズ屋 兼 ガソリンスタンドが 銀座だ! というのです。

 若者達は、行く場所も無く 夜な夜な こんなところでフィーバー しているのです。
何れ 私の娘達も、此処ら辺り で たむろし、 これが 銀座や パリだと 思うのかと 想像すると 正直 可哀想になりました。
   
  
    
   
丁度 35の時です。
 
駐在員なら、4-5年 我慢すれば 帰国できますが 私は 永住者ですから 一生出れません。
それで、仕方なく退職し JATを立ち上げました。
 
気になる家ですが、独立すると 先ず必要なのが お金です。
倒産してから 慌てて売っても 二束三文に叩かれます。 それで、独立するや否や これなら 損は無いという値段をつけてマーケットに 出しました。
 
結局 値段が高すぎたのか 5年経っても6年経っても かすりもしませんでした。
もう、仕事は 大丈夫そうだし、家は売らないで 持っておこうと考え出した時でした。
20年近く 全く動かなかった 不動産価格が急に高騰し、あっという間もなく 私の価格帯を飲み込んでしまいました。


 



 
 私が現在 住んでいる家ですが (上の写真は 実際の 私の家の応接間です。) 丁度 45の時に建てました。
(もう ワンデーで 多くの 方に 見ていただいていますが)
豪邸かどうか? 此方の住宅事情は 日本とかけ離れていますので 良く分からないです。 
 
ただ、霊能者が せせこましい 梅田の一角から 霊視したら、「なんじゃ この家は!!」 と 豪邸に映ったのかも しれません。
 
本当は、この 予言には まだ 続きがあります。 が此処では 書きません(当らなかったら 格好悪いですから。)。
でも 万が一このまま 当り続けたら、私は、オーストラリアで 肉屋をする為 態々 日本を捨てたのでは なさそうです。
 
母親が霊能者の隣に座るまで、占いなんて 馬鹿にしていました。 
 
 第一 未来の事が 当るなんて 訳がわかりません。
 
                       
 易者というのは 大概 街の片隅で 消えそうな行灯を置いて、特異な帽子に着物姿で 座っています。
時々 客を捕まえて 虫眼鏡で 手相人相を 見ていますが、その 仕草 胡散臭いの 一言です。
 
通常 占い師から 固有名詞が出ることはありません。どちらかというと 抽象的で、「貴方は、時々怒りますナ!」 とか、「今の上司、上手くいっているとは 言い難いですナ!」 みたいな 感じです。
なんとなく 当ったっている感じはしますが、誰にでも言えることです。
 
いずれにせよ、「当るも八卦 当らぬも八卦」 (八卦は 50%という意味に使われていますが、実は中国易学の基本構図の事です。)の世界で、悩んだ時の気休めでしか ありません。

 
 
ところが 私のこれまでの人生を 振り返ると 彼の予言の上に 完全に 乗っています。
当る筈が無いのに 当っています。

銀行を 辞めて海外へ 行く。
35歳で 脱サラする。


と KEYになる 予言が見事当りましたから 私は もしかしたら 40を越えて 本当に仕事が 安定し楽になるのでは ないか? と、 ささやかな 希望の灯が ともりました。

 苦しい時、 「苦しいけど 俺は 成功する」 という、変な自信に なっていたことは 事実です。 
 
それから、 何か この世の不思議さというか 物質界のトリックが 潜んでいる可能性を 薄々 感じだしていました。

続く



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【2012/06/11 13:55 】 | 私の体験談(連載) スピリチュアル ドキュメンタリー | 有り難いご意見(0)
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