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【2024/05/04 20:32 】 |
仕事は一段落。ブログはもっと熱心に。をモットーですかね!!

 私の熱帯魚のタンクにブリストル ノーズという小型ナマズがいます。ナマズというよりダボハゼみたいに黒い感じで、他の金魚と毛色がちょっと違います。

でも、仕草は滑稽で可愛いです。


 

 

 時々、裏返っているので、「あっ、こいつ、とうとう死にやがった。」と思ったら、ムナビレを両手のようにつかって、丸く切ったキュウリを掴んで、ムシャムシャ食べています。

 


 丁度、子供が畳に転がって、顔ほどもある丸い煎餅をかじっているようです。

 

 そうかと思うと、動かなくなって、「今度は,本当に、死んでやがる!」と、心配して見ていると、いきなりゲポッとアワを吐きます。

 体が小さいですから、アワも小さいですが、口のサイズから言うと、丁度人間が、大きなフウセンを吐くようなものかもしれません。

 


 ポコポコと上昇し、水面でパチンとか弾けています。

 

 

余り喩としては、良くありませんが アワをみていると芸能界の様な気がします。
引いては、我々、商売人の世界にも似ています。

 


 出てきた瞬間、

「あいつは、3ヶ月くらいで消える。」みたいな、予想付で登場します。

生ものでもあるまいし、芸能人に、賞味期限が付いているのは面白いです。

 

 ムーデイー勝山、小嶋よしお、天津木村(エロ詩吟) ちょっと意外な所だと、研なおこ、松方弘樹 江戸はるみ 嘗てのお茶の間の顔が、そういえば見かけません。

 


 小嶋よしおは、最近、ちょっと息を吹き返しているのですかね?

時々、見かけます。

 ただ、素人考えですが、彼なんて早稲田でてるし、野球部でピッチャーしていた逸材です。


 イッパツ芸、瞬間芸で、当たりを狙うより、あれだけ有名になったんだから、野球解説とか、司会者の方に何故行かないのですかね? 野球は、日本は熱狂していますから、いくらでも仕事が来る筈です。
 

 喋りは誰にでもできそうですが、実は、逸材は10年に一人しかでないっていいます。案外、小嶋よしおも、気付いていても上手く行かないのかもしれません。何せ、中井正弘、国分太一、関口宏、村上信五、櫻井翔 など同じメンバーがもう10年来、司会者として陣取りますから。

 

 

 実は、ビジネスの世界も同じです。

タレントの様に、大きく打ち上がりませんから消え方も地味です。

 

 日本で 懐かしの土地を歩くと、「昔、此処に ~~があった。」、「あそこに ~~があった。」と 嘗て羽振りが良かったレストラン、楽器屋、ケーキ屋 等々 見事になくなっています。大体、最近の日本、商店街文化事態がどこも瀕死です。

 私の古巣、三和銀行や、山一證券 日商岩井が無くなる時代ですから、生き残りは大変です。

 

 20-30年経って、まだ昔のまま、店があったら、「まだ、やってるんですか?」なんて思わず入りたくなります。

 向こうは、30年前に海外に渡った浦島太郎が、勝手に感激して飛び込んできても、代も代わっており、息子や娘が継いでいるわけですから、「ハアー??」なんでしょうが。

 


 オーストラリアでは、大体 10年サバイブするのは 1% つまり100社に一社です。

 



 フランチャイズの マック KFC ピザハット などの大手でも 店舗の場所が悪いと、早々に撤退します。 あれだけの 実績と経験に裏づけされた組織でも ちょっとした匙加減で失敗することがあります。

 


 私は スタートが早かったのと、たまたま 皆様に助けられたので、フラフラ20年間泳ぎました。(正確には、23年です。)   ちょうど、水槽のダボハゼの様に。

 

 サラリーマンでも 次の給料払いまでの一ヶ月が厳しいように、私みたいな自営は1-2週間、収入が無いとゼイゼイ息切れして不安になります。

 もう駄目だと思ったことも何度か。ありました。

子供が学業のど真ん中だった時期に、危機的状況になり真っ青になったこともあります。実際そのときは、リクルート社に登録して仕事探しもしました。

 

 ただ、2年程前に ご連絡させて頂いたとおり、子供が無事、学校を卒業しましたので、ひとまず引退宣言させていただきました。
 それからは、毎日 辞表を抱いたまま仕事をしていました。丁度、船がエンジン切った後も、直ぐ止まらないように、スーと動いている状態で三年間も流れました。

 




 ビートルズ キャンデイーズ ピンクレデイーの様に、老醜を晒す前に人気絶頂時に潔く辞める人もいますが、北野タケシや F1のシューマッハの様に、芸人と商売人は 走れるうちは歩くな。辞令は客にもらえ。という人たちもいます。

 

 カーネルサンダーが KFCを、立ち上げたのが65歳の時ですから、普通の人だと、年金が貰える年齢に、一念発起、旗揚げしたのですね。

 


本当に、偉いと思います。

 

 


 年を取って仕事をしている人が よく「老醜を晒しながら」と自嘲的に言いますが、私なんか 逆に100歳でも頑張っている人は、生き仏を見ている気がして 感動と勇気をいただけます。

 

 私も、「おい、そろそろ 辞表を出せ。」 と 肩を叩いていただくのは お客様だと思っており、社会から 必要されなくなったら その時は、辞表を提出させていただこうと考えていました。

 

 結局、ワンデーは一昨年 7月が最後になりましたが、まずまずの盛況でした。

遠路遥々 こんな所まで来て頂ける事に感動していました。

 

ただ、年々、別の仕事をしたいという気持ちが抑えきれず、2015年 6月をもって、一部の仕事を除いて、JATを閉店させていただきます。長年のご愛顧本当に深謝です。

 

で、これからですが、

長年の夢であった、作家業に専念することにしました。
と言うよりも、一生できる仕事にモードを切り替えないと、
スーパーも肉の卸しも、体力的に相当きついですから、体がもちません。

  作家になろうと思ったのは、三和で頭を打って悩んでいる時でしたから、彼是30年程前ですね。前にお話したかもしれません。何せ、皆にお話していますから。
 
 失意のどん底で、筒井康隆の私の一日という随筆を読みました。
 

 詳しくは憶えていませんが、


『朝起きる。何も書くことが浮かばないので仕方なく散歩。
ちょっと、考えがまとまったので、原稿用紙、数枚、書いて昼寝。
 
夕方、焼き豚、焼き鳥など酒のアテでも買ってきて、ちびちびやりながらプロ野球観戦。一回の表から見て、9回の裏になると泥酔、酩酊状態。布団まで這って行き爆睡。』
 こんな感じでしたね。
 
  私は、そんな人生、本当にあるんかい? と ずっと思っていました。
でも、著作権マジックです。本当に世の中にはそういう人生があることを知りました。
何せ、マイケルジャクソンは、死んで半年で81億円稼ぎましたから。肝心の本人が不在だろうが死んでいようが関係なく、勝手にお金が湧いています。  笑 
 
作品が売れる売れないに関係なく、一度でいいから、そういう身分になりたい。と、夢に抱きながら今まで頑張ってきました。ナイター観戦は大好きですし。
 

 


ゴッホの跳ね橋。この絵は水の書き方が絶妙です。


 作家、漫画家、絵描きなどは、趣味の世界であって、プロとして食っていけません。
特に、作家は、競争相手も多く、生活の糧にはなりません。毎年、文学部を卒業する生徒は全国で何十万人もいます。皆、一冊は本を書いてみたいと思っている筈です。それが証拠に、毎年、8万冊の新刊が世に出ます。

 ちょっと売れても、平均年収が200万円の世界。と、いわれ、皆、塾でバイトしたり、牛乳配達や、酷い場合はニートで親のすねをかじりながら、書いています。生き残るのは
その内数名です。
 
  
 あのゴッホでさえ、自分で売った絵はたった一枚です。
と、いう風に考えると、今、ゴッホが書いただけで、何十億もの価値がつきますが、本当の価値ってあるのでしょうか?
 私は、モナリザの実物大、部屋に飾っていますが、チョッと微妙です。第一、血色が悪くてなんとなく病人を見てるみたいです。

 でも、お情けで買ったのでしょうか? ゴッホの絵を買った人、(もう孫 曾孫の代でしょうが)巨大宝くじに当たったようなものです。私なら、直ぐに売って換金します。盗難にでもあったら大変です。


 私は、食っていくために書くのではありません。万が一売れたら、逆にマズイと思うことになるかもしれません。

 




 そんな中。
 私の高校の同級生、東野圭吾。

WEBで勝手な皮算用している人がいました。
今まで80億円稼いだと試算していました。


 印税、映画化の平均著作料率 12% 作品数80作。単行本一冊 1000円 その殆どがミリオンセラーという係数を入れて計算したらそうなるそうです。

本人がみたら、
「そんなに儲けてるカイ」という事になるか、
「舐めるなよ、その数倍もろてるワイ」となるか?しりませんが、まあ、100億近くは絶対いってる筈です。
 なにせ、書けば、ベストセラー ベストセラーになれば、必ず映画化。最近は海外で英訳本もうれているようですから。  


 同じ学校で勉強した人間とは、とても思えません。

 


 でも、彼とて、売れるまで60作も書いています。その、努力と根性には脱帽です。

 私も多少ですが、 折角の人生、一度くらいライムライトに当たるのも悪くはないかも? と、淡い期待はありますが。まあ、そんなことにはならないでしょうけど。なったら、ただで回覧していただけるよう 文庫でもつくります。

 

でも、ハリーポターのJ.K ローリングみたいに、いきなり一作だして、それが超大ヒットなんて事もありますからね。 

 

 

 最後に、25年に渡るご愛顧 本当に有難う御座いました。
本が無事出版できましたら、ご連絡しますので、一冊買って下さい。
(なんだ 結局 お願いかよ。って 笑)

 

敬白

 



これから、長い 暗夜航路を歩ことになったりして。

 

 

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【2015/06/13 08:23 】 | 雑記帳(諸々思いつき日記) | 有り難いご意見(0)
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