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【2024/05/04 15:50 】 |
英語の勉強の仕方 ーその1



 ご存知の通り、私には娘が二人います。
 
 実は、これは、願ったり叶ったりだったのです。
 物心ついた頃からと言うとオーバーですが、学生時代から娘二人の父親になりたい思いがありました。
 
 普通、日本では、世継ぎ 跡継ぎ と言って 男子(今、だんご と読むのが正解だそうです。)を欲しがりますが、私は、たとえ息子でも、男は余り好きではありません。
 
 小さな女の子が、長ぐつなんてはいて泣いていたら、思わず 「どうしたの?」 と 心苦しくなります。逆に 男なら、「めそめそするな!」 という感じになります。
 
 男は、嵩張るわりに役に立ちません。 
まして、ひ弱なのができると 将来が心配です。
(それにしても 海外から 日本を眺めて 初めて気付く事かもしれませんが、あと継ぎって? 何を継ぐのでしょう?。皇室でもあるまいし。)
 

 何故 娘でなければ 駄目なのか? という理由ですが、
 
 私には 心温まる 家族団欒のシチュエーションがあり、何時も それを
夢に描いていました。 
 
 それは、
 
娘 二人を 何処か英文科に入れ、こたつの両脇にはべらせ、英語で会話することでした。
 
 「お前達も、多少 上達したぞ。でもマダマダだ。」
 
 
 「その表現はおかしい!どこでそんな英語を覚えた??」
 
な~んて!! おやじ風を吹かせながら偉そうにすることです。
私には、それぐらいしか、とりえがありません。
 
 いうまでもなく、こういう会話を成立させるには (私的には と言うだけですが)
息子ではなく娘の方が相応しいわけです。 第一 文学部は 今でも女学生中心ですから。祈れば 通じると言いますが、 私は、娘二人を授かりました。


ただ、大きな誤算がありました。
二人とも 此方で生まれ 期せずして バイリンガルになったことです。


 
 オージーグループには、”Hi!! Guys" と いとも自然に入っていきます。
 逆に 日本人の学生連中が溜まっていると、「ヤッホ~~! 来たよ!!」 なんて これも 超自然体です。
 
 中に混じってしまうと オージー達とは英語で、 日本人とは日本語で ベラベラやっています。
 
 私の夢の通り、何度か娘達を侍らせ 英語で 話すシチュエイションもありました。 というより、彼女達とは、できるだけ英語で話しました。
 
 ところが、その都度、
「パパ!! 大分 英語上達したね。」
 
とか、
 
「早く喋ろうとして 頭が もつれている。 そんな 間違った英語 何処で習ったの?。」
なんて、ボロクソです。 
 
  それにしても、足がもつれるなら まだしも 頭がもつれることを
初めて娘から 教わりました。
 
挙句の果て、「もう、わかんない。 日本語で 言って!! ” 怒”」
なんて 切れられるしまつです。
 
 面目丸つぶれ プライドぼろぼろ 相当 落ち込みます。
 
 上記の様に書き出すと 誰にも 聞いていただけませんが、
私には 自分の事を棚にあげて、絶対に 英語が 上手くなると確信する シナリオがあります。



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 私は、学生時代から、 NHK英会話、SPOKEN AMERICAN ENGLISH、TIME購読、 映画で学ぶ英会話 (暗闇にベルが鳴る、メロデイーなど)、コインの冒険、 追跡(オーサン ウエイルズ) など 派手な宣伝をしている教材は 色々 試してみました。




 英語著名人の 著書も 結構読みました。
 東後勝明、田崎清忠、トミー植松、マーシャクッラカー など ですね。 



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   実は、 東後勝明先生、田崎清忠先生(2010年瑞宝中綬章受章)、 トミー植松先生は ご本人に直接 お会いました。特に 植松教授と 田崎教授 は 一対一で 長時間 お話させて頂いた事があります。

 ご両人の英語も 外人とお話するのを 横で聞いていましたが、もう 強烈でした。 ネイテイブの領域に踏み込まれています。


英文法なんかも 1970年代に  NEXUSを ワザワザ 公開授業で 受けに行った経験もあります。ネットでも カール ポライドや ノーム チョムスキーなど 主流と 言われる 言語学者はよく みています。

 どの経験も貴重であり、それらが 血なり 肉なりになっていることは 否めません。


ただ、英語教材に関してですが、宣伝で よく言われるような

「丸で 日本語の様に 英語が 聞き取れるようになりました。」

とか、

「口から 次々 英語が飛び出し、これは 自分でも 驚きでした。」 みたいに宣伝 しています。  


これらの キャッチフレーズは 妄言です。 

私に言わせると まじめに英語勉強をして キャリアアップを はかりたい人たちを、引っ掛ける 悪質な 詐欺商法 とまで 言い切れると 思います。  


豪州で日々英語と 格闘される方なら 聞くだけで 魔法の様に 口から英語が飛び出すなんて あり得ない 話です。 (ヒアリング能力 と スピーキング能力は 別々に 開発しないと いけません。 そんな うそ 一発で 見破れます。)

それに、 英語が そんな 安直なら、 とっくに 文部省で 採択されている筈です。  


 どの教材も一様に 宣伝通りの結果が得られなければ 返金を もちかけていますが、「そうはならなかった。」と 文句を言っても、相手は、「あなたのやり方次第です。」 という逃げ口があります。
 そういわれると、日本は忙しいし 勉強時間も 十分確保できません。 つい 相手の 言い訳に 納得して しまいます。


 それら経験から 私の 挫折 を 踏まえ 効果的勉強法を 書かせて 頂きます。
 

 決して 楽な道ではありませんが、これを 実践できる人が いらっしゃれば かなりの 効果は期待できると自信を持っています。



先ず 用意するものですが  コンサイス辞書。私は 三省堂版ですが 17ドルです。

それから ----。 と 言いたいですが 

他は ありません。 これだけです。



強いて申し上げると 高校時代に使っていた 文法の本 一冊 常に 横において置いて下さい。


 先ず、テレビでも ラジオでも アンテナがなければ 作動しません。

いくら、効果的な 教材を与えられても アンテナが なければ 電波受信ができません。

 逆に アンテナさえ 張って しまえば 嫌でも 電波は どんどん 引っかかってきます。



何が アンテナか ということですが?? WORD POWER です。(イデイオムを含めて) 語彙力がなければ 決して英語はうまくなりません。b4a1f3c0.jpeg











(WORD POWER のつけ方)

コンサイス辞書を ひたすら 読みます。
覚えられないと 言われるかもしれませんが 覚える必要まったくありません。
というよりも、 覚えられる筈がありません。 
(私の知る限り オーストラリアに おられる 日本人で そこまで 頭のいい人は いません。  ---なんて 言うと ブログ 炎上したりして。 笑)

一日 3ページづつ 読めば 4ケ月で 読破します。 頭に残っている 単語は 1% あれば 上等です。

一通り 終われば 次は 一日 5ページづつ 読みます。 すると 3月で 読み終えます。頭に 3%くらい残ります。

次は 一日 10ページづつに スピードアップされると 2月で読破できます。 5-10%の 言葉が 残っています。


最後は 一日 20ページづつ よめるまで 加速し 一月で 読破する スピードまで あげておきます。それを 延々 人生の伴走者のごとく 繰り返します。

すると 英単語は 加速度的に 増えてくる筈で テレビや 新聞を 読むのに 辞書は不要になります。
根気のある人は、 一日 50ページでも 100ページでも 挑戦してください。それは 更なる 効果を 生みます。

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(単語力はこういう グラフ状に 急激にあがっていきます。)



実はこれは 気の遠くなるような 作業ですが 単語を 調べるのが 億劫で 誰もが英語で躓きます。先に 覚えてしまえば、辞書から 開放されるわけです。

 実は、それだけの 効果ではありません。
自然と頭に 英語が飛び込んでくるという 現象が起きだします。 
 



ここで いつもの くだらない挿話です。
でも、物凄く大切なので 是非 読んで下さい。
 
 私が如何に こんな過激な 英語攻略法を 思いついたか 書かせて頂きます。
 
 私は、 国語の 苦手な 生徒でした。
いまでも 国語さえできれば もう少し ましな 人間になれたかしれない。と 反省しきりで、その反動で一生懸命 文章を書いています。
 
ところが、YMCA の進学指導で、 「君は 国語が駄目なのに 古文だけは いつも 飛びぬけている」 と 言われていました。
 
 飛びぬけていると言うより どんな 難問も いつも 100点でした。
 
  特に 古文好きであったわけでもなく、何故 得意なのか 心当たりもなく、私は (めでたい性格なので )  生まれながらの 古典の天才 程度に 考えていました。
(誇張ではなく、英語 生物 古文だけなら 東大でも 受かると いわれました。 その分 国語 数学が デタラメでした。でも 皆 劣等生は そんなものです。)
 
 ところが 卒業してから 同窓会の席上で、誰かが、「俺 古文だけ得意なんだ」 みたいなことを 口走りました。
 
 すると、皆、その声に呼応して、「実は 俺も 俺も」 となりました。
それで、異口同音に、「 あっ !」 となった わけです。
 

 我々の高校の卒業生が 皆 古文が 得意ということは 原因は一つしかありません。



 古文を教わった 川谷先生の功績です。
 

 ちょっと 脱線して 川谷先生なる 人物について 書かせて頂きます。
 早い話、偏屈です。
広島大卒の、色の黒い 小さな おっさんでした。
でも、不潔な感じではなく スポーツマンで 端正な感じです。
体も 古文の先生なのに カチと していました。
 
 教育熱心でしたが、生徒に心を開かない人で、誰もが 「川谷に 嫌われている。」 と思っていました。
彼は、高一の時 私の 担任でしたが、一度も 血の通った 励ましを受けた事がありません。
 
 時々 先生が黙ったな? と 思うと、不穏な 空気が流れます。
突然、 キチガイのような 大声で、「田中 と 山下。 こっちへ 来い」 なんて きれます。
 
その切れ方が 尋常ではありません。まるで 教室が レーザーで真っ二つになるような 迫力です。
 
 私は、後ろにいると ストーブから遠くて 寒いので 大概 前の方にすわっていました。 
怒ると 飛んでくる つばが 半端ではありません。
 
 もう きたないの なんのって。
 

imageCAPQHLT3.jpg










 教科書のほかに 我々は 古文単語集を 買わされていました。
古文専門の 辞書です。
 
 授業が50分しかないのに、これから 「~ページを 覚えなさい。後で試験するから」 と 毎回 30分以上 単語を覚えて 試験するのに 時間を使います。
 「家で覚えて来い」 と言っても 勉強してくる 生徒など いないことは ちゃんと お見通しだったわけです。
 
 結果、卒業時に 教科書は 三分の一も 終わらないまま 受験に突入しました。
我々の間では 彼が手抜き授業していると 思っていた人は 沢山いたと 思います。
 
 でも、古文と 現代文の違いは 単語だけなんです。
単語さえちゃんと 習得すれば 同じ日本語ですから スラスラ読めるようになります。
という、本質を見抜き 信念を持って 我々を指導していたのです。
(勿論 残り20分の中に 何か 我々を鍛える 絶妙の スパイスがあったからだと 思いますが
述懐するに 心当たりは ありません。)
 

 実は英語も 同じです。
つまり、単語 言い回しを 習得すれば ペラペラとしぇべれるようになります。
  
 
  
 
  
 私は、 英語という 客体が 巨大で 安直な方法はない。 という見地に立っています。ネイテイブ並みの 英語を 目指すなら 正攻法で攻めるしかありません。
  
 辞書を 読む上で 3つ 注意点があります。
  
1)正しく 発音すること。
 発音記号が 正確に 読めないと いくら 言葉を覚えても 死語になってしまいます。
θ、∫、∧、t∫ 短母音 2重母音 など 適当に人を探して どう読むか 聞いて下さい。




 
 2)簡単な 言葉も 手抜きせず 丁寧に読むこと。
 たとえば Good とか Hot が でてくると、「これぐらい 知ってる」 と 飛ばす人がいます。
大変な間違いです。
 
 会話は 簡単な 言葉で 成り立っています。
簡単な単語であるからこそ 重要な イデイオムを形成するのに フンダンに使われます。 
 
たとえば GOOD は 良い ですが For Good  になると 「これから ずっと」 という 意味になります。
簡単な単語のところは 特に 注意深く読んで下さい。

 
3)ライフワークと とらえ 焦らず ゆっくり 丁寧にする。
 何が何でも 3ページ 5ページと 焦ると、手抜き読み 飛ばし読み に なります。 

焦る必要ありません。一日 半ページでも かまいません。

これは 人生を かけて 死ぬとき そういえば 俺は 英語が 喋れる と 気付けば良いことで
今日 明日に 結果をもとめると しくじります。
 
 私なんて 例文を 自分で考えて 一つの単語で 3日間くらい 時間かけることがあります。
最後の例文を 考えている時に いつも 寝ています。
 
ですから ゆっくり 焦らずに やってください。
 
 
 
 次に 単語を覚えたら 何をするか?  を お話し します。
(単語習得を待たずに 今から はじめて下さい。)
先ず、 用意するものです。 
 

何も ありません。0です。

 
 慌てて 長文読解法みたいな 本を 買って、英語=勉強 に 持ち込まれないようご注意下さい。
英語を 勉強に してしまうと 3日しか 続きませんから。
  
 

単語の効果が現れるのは 最低でも 1年先です。人によっては 20年先です。

その間、何もしないのは あまりにも 勿体無いです。

 

PCに 電子辞書でも 入れて 英語の勉強は 今日から 始めて下さい。

(何をするか??)

 

単刀直入には、4つの側面から 英語を 攻めるだけです。

 

読むREADING)  書く(WRITING)   話す(SPEAKING)   聴く(HEARING) 4方面から 英語を攻め続けます。

 

 学生時代 良く 上記4つの 格付けを しました。

「聴くほうが 先だ。」「いや 話す練習が先だ」、 という 感じです。

 

 結局 いつまでたっても 結論はでません。

強いて申し上げると ライテイングが 若干 プライオリテイーが落ちる程度で 後は同様に大切です。

  ただ、落ちるといっても、英検一級 国連特A 商業英語1級 など 難関に挑戦される方は ライテイングも大切です。間違った 英語を 総合的に見直すにも 書くことは 大切です

 

 

 日本人の場合 読む 書く 練習は 過去 かなり 積み重ねていますので 特に 喋る

聞く に 重点を 置くと 意外と 早く 口から 英語が 飛び出します。

 

ただ、

 

 書く 読む だけだと 日本の 英語教育そのもので、いつまで たっても 喋ったり ネイテイブ英語を聞き取れません。

 

 逆に 喋る 書く だけなら、自分の 中にある ボキャブラリーを 頭の中で こね回すだけで

いわゆる JANGLISH SPEAKER に なります。

 

 面白い話ですが、日本人 ばかり 集まって 英語で 喋っていると ペラペラになります。

 ところが、NATIVE と 話すと 全く通じない 現象が起きます。

 

 とくに 聞き取りが できません。

それで、

「我々は 日本人の英語を 喋れば良い。」 

「東南アジアでは 私の英語の方が ネイテイブより よく通じる。」、 

「別に イギリスや アメリカで 通じなくても良い」 
等と 突拍子も無いことを 言う人もいますが、これは 本末転倒です。

 

 英語は 英国で 産まれ アメリカ カナダ オーストラリア などで 母国語として 話される言語で、英語を 非母国語とする 人たちが 勝手に 創作するものでは ありません。

 

 


 



 

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