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【2024/05/18 16:56 】 |
連載第2弾 私の霊体験 第 7話 
 玲子さんが BETTY を 訪ねたのは、7月中旬でした。
その 2週間ほど前に 私に 1通, 妙な Eメールが入りました。
暦が新しい月にかわり、7月の カレンダーをめくった 日でした。

 
 
 私は いつもの様に 用もないのに 朝 4時ごろ ゴソゴソ起き出しました。
 
 部屋は冷蔵庫状態です。
 
 ブリスベンは 亜熱帯ですが 冬場は 雨も少なく 湿度が低く 底冷えします。
仕事部屋の電気をつけ ストーブにスイッチをいれ、パソコンを立ち上げました。
 
 日課の、メールを受信すると、「あれ?」 と 思いました。
仕事関係に混じって おかしなタイトルのが 一通入っています。
「おねがい」 とか 書かれています。

朝から 誰? 何の おねがい と メールを 開封し、 凍りつきました。 
私が 開けたのは 朝ですが 相手は 前日の夜に 送信しており 別に 朝から お願いしているわけでは ありません。
 
実は このメールが 私に起きた事件の 発端です。
 
 私は、手紙を見た日から、 「いかに 対処すべきか?」  悩みました。
結局  玲子さんに  ご相談しました。

おかしな 話ですが、 私の方から 紹介させていただいたのに BETTY について どう感じられたか 伺いました。
(その時に伺った話を 前回の 挿話として ご紹介させて頂きました。 )
 
 
 玲子さんは、 『是非 訪ねるべきです。』 と、言われました。
 
「何か 相手の事がわかるかも しれませんよ。」、
 「それに 私の場合、将来こうなってくる という 結論が分かると 気分的に楽になりました。」
 
と 言われました。

 玲子さんが あれほど 長い期間 戦えたのは BETTY の 霊視があったからだと 思います。

 今から思えば、玲子さんは、私にとって、アンプリファイヤーの様な人 という事になります。
私が、小さな声で ヒソヒソと 囁やいたのが、何十倍にも 増幅されて返ってきたわけですから。

 
 
 私は、それでも、重い腰をあげませんでした。
 
ところが 8月中旬、 再度、手紙の主から、催促がきました。
「早く返事しろ!」 ということですね。
 
私は、相手が諦めず もう一度 メールが来たら、BETTYを訪ね、運を天に任そう。 と 家内とシナリオを描いていました。
 
 頭では 割り切っていましたが、感情的に 受け入れられない。  ---そういう状態でした。
 
 万が一 霊能者なんてものが存在せず 間違った事を鵜呑みにすると 大変な事になるとは 思いましたが、いくら 頭をひねっても 自分では 決められない問題でした。 此処は BETTY という サイコロを ふって 運を 天に任そう     
と思いました。
 
 実は それが 大変な事になり、思わぬ展開が 我々を待っていました。
 
 玲子さん事件も 大きな事件ですが 私のは それはもう 厄介なものでした。
代償として失った物は、金銭的価値では 測定できないダメージを 私と私の家族にもたらしました。
 
ただ、残念ながら 2つ理由があって この事件は ご紹介できません。

「え~~~! なにそれ」 って 事ですよね。
 
理由の1つであり、最大のものとして、 まだ 完結していないのです。
私は、 涼しい顔で 皆様に 接していますが 今なお 問題をかかえたまま 走っています。
 
 ただ、私の悪い癖ですが、少し 問題を抱えている方が 緊張感があって 毎日 生き生きできます。 
 自分でも不思議なくらい 悲壮感はありません。 寧ろ この問題を 克服するまでは、死んでも死に切れない と 生活のメリハリになっています。
 
 二つ目の理由は、相手の 名誉を毀損する 可能性があるからです。
 
 ご存知の通り 私は この ブログでは ガチで 本名を 出しています。
 読者の皆様には 誰の事か わからないかも しれませんが 本人や 我々 家族を 知る方々は 直ぐ分かってしまいます。
何れ 時期が来れば 書くかもしれませんが 少なくとも 数年先になりそうです。
 
事件 そのものには 触れませんが、BETTY の 霊視は 読んでいただく上で 十分面白いです。
それに、霊界の事を紹介する上で良い教材を 多数 ご提供できると思います。
 
 と言うのは、 私が 出会った BETTY は、ちょっと 恐ろしい人でした。 
この点、他の方々から 頂いた情報と 多少の違いがあります。
 
 
 
(初めての体験。)
 
 BETTYの家は、非常に分かり難い所にありました。仙人秘境に住むといった感じです。
 
 高速道路を下り、地図に載っていない砂利道を半時間余り走らないといけません。
 オーストラリアでは地図に載っていない道と言うのは余りありません。
 ただ、牧場の一角に家があったり、自分で道路を引き込んだりすると 地図が無い 場合があります。
 
 途中ガードレールの無い山道があり、対向車が来ないか冷や冷やしました。
 色々、難所を無事通過し地道を20-30分走ると辺りの風景は一変しました。
 
道にたくさん牛がでていました。
 

モウー勘弁して って 感じでしたね。


私は、 「なんや ここは?」 と 家内と笑いながら 牛糞を 避けながら 運転しました。
道は 細く、結構な傾斜があり、砂利にタイヤをとられないよう注意深く運転しなければなりません。
 
ある女性は 私の紹介で後日 BETTY を 訪ねられましたが、泣きながら運転したそうです。
泣かなくてもいいのに。
 
BETTYのWEBに道順が詳細に書かれており、私は大概行き当たりばったりなのに、この日だけは念のためプリントアウトしていました。
万が一、この日の機転がなければ、多分一日中辿り着けなかったと思います。
 
 
予約が12時なのに11時半に到着し、遅刻せずに済んでホッとしました。
 玄関のカーポートに車を止めると、いきなり小太りで小柄な白人女性が出てきました。
 年齢は40歳くらいでしょうか。
 
「早すぎるじゃない。今食事を始めたばかりなのよ」
と、いきなり小言の様な事を言われました。
 
 それがBETTYです。
体型的には、電話の声から想像していたイメージにかなり近い感じでした。

 ただ、霊界と交信する才能を授かった人だから、聖母マリアの様な淑女的な人を抱いていました。
案外小うるさそう なので、ちょっと意外な感じがしました。
 
後日、私の紹介で彼女を尋ねたオージーは、私とは逆で、 30分遅れて到着し 同じように小言を言われたそうです。
 
ドンピシャで辿りつくのは、ホールインワン並に難しいと思いました。
私は早すぎると言われ、彼は遅すぎると言われ、どうすればこんな場所に正確に来れるのかと思いました。
 
私、「ブリスベンから来ているので30分程度の誤差はどうしようないでしょう」と言うと、
BETTY 「じゃあ、ちょっと待っていてください。」
 私、「それより遅れなくて良かったです。ゆっくり食事してください。良いところなので待たせて頂きます。」
 
と言ったものの、玄関前に牛糞がいくつか転がっていました。
昨晩、此処まで牛が来ていたのです。
 
私の家の近所にも牛がいるのでよく散歩する時に餌をあげたりしますが、牛はお腹がすくと、かなり大きな声で鳴きます。
良くこんな所に住めるなぁ と思いました。
 
  家は牧場の中にあり、周りにフェンスがありましたが、肝心の入り口付近が開けっ放しになっています。
 そこから牛が入ります。
 
牧場は 良くオーストラリアで紹介されるような だだっ広い 平原状ではなく、山の斜面を切り開いた岩場牧場です。
 BETTYの家は少し小高いところに建てられていました。
 
 5分程待たされたら、中に招き入れられました。
それにしても、何を食べたか知りませんが、丸呑みしたのではないかという速さでした。
 
 入り口のところに線香台があり仏教寺院の匂いが立ち込めていました。 線香をオーストラリアで嗅ぐのは初めてで、私は懐かしさのあまり郷愁を覚えていました。
 
部屋は100畳くらいの空間があり、普通の オーストラリアの家でしたが、部屋と部屋を仕切る 壁がありません。
 
 彼女が休むベッドやカウチ、キチンテーブルが整然と並んでいて、それが入り口から一望で見渡せます。
 
 別に悪魔や魔女が住みそうという奇妙な装飾はなく、ごく普通の家財道具が置かれて 明るいモダンな感じの家です。
 家の中央部の窓際に古いアンテイークのテーブルがあって、そこが彼女のオフィスです。
 
 最初、持参した写真を説明しながら並べるよう指示されました。
 すでに、彼女は私の心を見透かしているのではないかと思い怖い気がしました。
 
 私は、初めての体験であり、ドキドキ していました。

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【2012/09/12 07:58 】 | 私の体験談(連載) スピリチュアル ドキュメンタリー | 有り難いご意見(0)
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